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住宅ローン付帯の保険をどう選べばよいか?具体的な例で解説。

住宅ローンの金利が非常に低くなっている(とくに変動)今、

金利がこれ以上下げられない(変動で下げても0.05%ぐらい)

という状態になってくると、住宅ローンについてくる保険の差が重要になってくると思います。

 

三井住友銀行

金利に+0.3%上乗せすると、8大疾病保障付住宅ローン(+0.1%で日常のケガ・病気保障特約も追加)になる。

http://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/shinki/anshin/shippei.html

(ただし、借入時の年齢により、補償内容がが異なるので注意が必要で、20歳以上46歳未満、46歳以上56歳未満で分かれる。)

 

・三菱UFJ銀行

金利に+0.3%上乗せすると、7大疾病保障付住宅ローン、3大疾病保障充実タイプになる。(借入時に満20歳以上満50歳の誕生日まで)

http://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/kanren/sandai.html?link_id=2017117dai04

 

住信SBIネット銀行住友信託銀行ネット専用住宅ローン)

金利上乗せ無しで、8疾病として定められた疾病と、8疾病以外の病気やケガを保障。

https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i080116CT

https://contents.netbk.co.jp/pc/campaign/lp_hl_8shipei.html?_ga=2.191461998.531144126.1531264312-1885215295.1527806054

 

それぞれメリットデメリットがあります。

 

金利を上乗せする三菱UFJ銀行は、例えば、所定の脳卒中・急性心筋梗塞の場合、「その脳卒中・急性心筋梗塞の治療を直接の目的とした入院をした場合」だけでローン残高が「0円」になります。ただ金利が上乗せされている分、月々の返済は増えます。

 

金利上乗せ無しの、住信SBIネット銀行住友信託銀行ネット専用住宅ローン)は、例えば、脳卒中・急性心筋梗塞の場合、それにより就業不能状態になった場合に、月々の返済額を保障し、その就業不能状態が12ヵ月経過したら、住宅ローンの残高が0円になります。脳卒中・急性心筋梗塞になって入院したとしても、すぐにローン残高が0円になるわけではありません。

 

金利を上乗せしても保障を充実させるか、それとも上乗せせずに、そこそこの保障をとるかは、住宅ローンを借りる方の判断になります。