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変動金利型の住宅ローンの適用金利はこれから上がるのか?

実際に住宅ローンを借りる時の金利は「借入金利」「適用金利」。

 

適用金利、借入金利の計算は、

 

店頭(表示)金利優遇金利(優遇幅)=適用金利

又は

基準金利金利引き下げ幅=借入金利

 

このような感じで記載されていると思います。内容は同じです。

 

優遇金利は金融機関によって、違いがあります。

全期間引下げの場合(2018年8月)

 

みずほ:店頭表示金利より 年率▲1.4%~最大▲1.95%

三菱東京UFJ:店頭表示金利より年1.70%~最大年1.85%

三井住友:店頭金利より▲年1.7%~最大▲年1.85%

住信SBIネット:年-2.318%(ただし変動の場合)

りそな:店頭表示金利から最大 年▲2.005%(融資手数料型)

 

店頭金利も金融機関によって、違いがあります。

みずほ、三菱東京UFJ、三井住友、りそな:2.475%

住信SBIネット:2.775%

 

変動金利型の場合:

全期間引下げの優遇金利(優遇幅)は、契約時から最後までずっと同じです。

ですから、

適用金利が上昇する時店頭金利が上昇する時

ということになります。

 

過去の店頭金利の推移を見てみると、

出展:「住宅金融支援機構ホームページ」

民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)より

https://www.flat35.com/loan/atoz/06.html

 

過去20年、変動金利型の店頭金利は年2%前半~後半で推移しています。これから変動金利の上昇がおきるとすれば、バブル前のような状況に、日本経済がなるかどうか。そこにかかっていると思います。